運動前後でストレッチを取り入れている人は少なくないだろう。ストレッチといっても大きく分けて「静的ストレッチ」と「動的ストレッチ」の二種類があるのをご存じだろうか。このストレッチの種類の効果を把握すればより高い運動効果を得ることができる。 ストレッチの種類 【静的ストレッチ】スタティックストレッチ スタティックストレッチは一般的によくおこなわれているゆっくりと時間をかけてやるストレッチで反動をつけず無理のない程度に筋肉を伸ばした状態を保持する。 【動的ストレッチ】ダイナミックストレッチ ダイナミックストレッチはウォームアップのために身体の動きを利用して関節の可動域を広げるストレッチで、身体を温めて運動の準備をする効果もある。 ストレッチで得られるメリット 筋肉の準備 トレーニング前にこれから「トレーニングをはじめるよ」と筋肉に伝えて運動に備える。 怪我の防止 筋肉が冷えている状態でトレーニングをはじめてしまうと怪我のリスクが高いので、ストレッチで筋肉を温めで怪我のリスクを軽減する。また適度なストレッチをおこなうことで関節可動域が広がり安全にトレーニングをおこなうことができる。 トレーニング後のケア トレーニング後はスタティックストレッチで筋肉の緊張をほぐして伸ばしてあげよう。また血行を良くすることで筋肉にたまる疲労物質を取り除く効果もある。