体が痛くて病院に行ったが原因がわからない! マッサージやストレッチを受けたけど痛みがよくならない! こんな時じつは痛みを感じている場所とは違う場所に原因があるかもしれません。 このように離れた場所に原因がある場合、痛みを感じる 場所をトリガーポイントといいます。 トリガーポイントは筋肉や筋膜の不調ででき、痛みを遠くに発症させる。なぜこのような状態になるのか身体の働きを探っていきましょう。 目次 ・筋肉、 筋膜の異常が痛みの原因になる ・筋膜は全身タイツのようなもの? ・筋肉は痛みに鈍感 ・脳は痛む場所を勘違い ・筋膜の伸縮性が失われてもトリガーが引かれる 筋肉、筋膜異常が痛みの原因になる 人間の身体にはいろんな機能があり、自由に生活できるのは活動するために筋肉や筋膜が伸び縮みしてくれていて、これが正常に動いていれば安全に身体の状態を維持できる。逆に過剰に動いてしまったり、機能不全になってしまうとそれがトリガーポイントを生みだすことにつながる。 筋膜は全身タイツのようなもの? 筋膜を簡単にイメージすると全身タイツ来ている状態を思い浮かべてもらうといいだろう。身体のどこか1か所をつまんだり引っ張ったりすると筋膜は全身につながっているので、身体全体に影響が広がる可能性があるんです。 筋肉は痛みに鈍感 筋肉には皮膚に比べて痛みをキャッチするセンサーが少なく痛みに対して鈍感である。また、筋肉が感じた痛み情報は脊髄に集められ、それから脳へ伝達されてから痛みの場所や度合いが認識される。 脳は痛む場所を勘違い 脊髄に集めれれる情報は筋肉からのものだけではなくいろいろな部位からの情報が入ってくる為、脳に伝わる際にどの場所の情報なのか間違えることがある。その結果、脳はいつも痛む場所からの情報だと勘違いして、原因と違う場所に痛みを感じてしまうことがある。 筋膜の伸縮性が失われてもトリガーが引かれる 筋膜は熱や圧、筋繊維の緊張などで筋膜を構成するたんぱく質が絡まってよじれた状態になり伸縮性を失うことでもトリガーポイントを発生させてしまうことがある。